読書家のための偏見作品紹介

主に小説の紹介、書評で人生を設計したい

シスターキャラの意外にして盤石な人気

最近、炎炎の消防隊というアニメを見た。
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なんか、びっくりするくらいの定番バトルもの少年漫画って感じだったのだが、意外にも見入ってしまった。



理由としてひとつわかりやすいのは、つまりアニメがすごいのだから、演出効果だろう。



けれど監督は聞いたことない人で、俺が知らないだけかと思ったら、マジな無名監督だった。



しかしこの演出、新房昭之にそっくりだなあ、オマージュでもしてんのかなあ、と思っていたら本当にそのとおりで、新房昭之のもとで腕を磨いた新鋭監督らしいのだ。



それでも露骨でわかりやすいから、むしろその影響から脱却できてなくて、まだまだ甘いという評価なのだけれど。



そして魅力その2。

なんでも俺は、あの仲間のシスターが出てくるたびに喜んでいる気がする。



あいつを目で追っている。

たいしたキャラでもないのに。

名前も知らないのに。

これじゃあ恋に落ちてるみたいじゃないか。






というわけで調べたのがこいつ。
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なんだろうな、このしてやられた感。

俺ってまだそんな、男をつるためのキャラにつられているんだろうか。



俺は男だから、こういう制作側の意図に乗っちゃうのがいやなんだよ。

もっと、これが人気なの、と想定外にあわてふためいている方が、好きになってよかったと思えるんだよ。



でも原作は漫画だしな。

アニメってキャラデザの修正能力って半端じゃねえし。






で、原作がこれ。
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くっっっっっっっそ、かわいいけどね。

むしろこの、よりナイーブになった感じがたまらん。



先にこっちを知っていたら、あんなアニメ見ねえだろうにと思う。

いくら作画がいいからって、見てやらないね、絶対。



しかしシスターキャラってなんで人気なのな。

日本ってそんなにキリスト教好きなのか。






こいつとか、どこでも見るし。

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インデックス(「とある魔術の禁書目録」より)







あとこんなのもいたな。

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高山マリア(「僕は友達が少ない」より)






よし、炎炎ノ消防隊、もう1周見るか。

シスターを見に。